第二回市東地域15町会フォトコンテスト作品展が、2022年10月29日(土)~31日(月)に旧市東第二小学校体育館で行われました。昨年の第一回は99点の作品応募でしたが、今回は130点もの応募がありました。全て市東地域への愛を感じる力作でした。 準備にも見えた地元の知恵 作品展開催にあたり、旧市東第二小学校の校庭の草刈りをしていたところ、キノコがゴロゴロ出てきました。赤松茸というキノコだそうです。子供の頃よくとって食べたという人もいました。持ち帰ってご飯といっしょに炊いて、翌日、オニギリにして持ってきていた人もいました。 全作品展示の準備が大変 草刈りで地域の知恵が見えた一方で、作品展準備は直前まで大忙し。第一回同様に全作品をパネル展示するための準備は前々日夜遅くまでかかる作業でした。130点もの写真を、前々日に準備するなんて!夏休みの宿題状態。ですが、前回担当した人曰く「昨年は徹夜だったので、こんな時間に終われて奇跡ですよ!」とのこと。いやいや、もっと計画的にやりましょうよ。 パネル貼りは大変だったけど、ずらりと並んだ力作揃いの美しい写真を見て、夜遅くまでパネル貼りしたかいがあったと、充実感を感じました。でも、疲労感も感じていました(笑) 長年倉庫に眠っていたピアノが目を覚ます時 今回、作品展会場にBGMを!という声がプロジェクトメンバーの中から出てきて、廃校となって久しい旧市東第二小学校の倉庫に何年も眠っていたピアノが活躍することになりました。学校の歴史が染み込んでいるピアノはとても良い音を奏でます。ピアノも喜んでいることでしょう。 会場を彩る生け花や浮書絵彫 力作揃いの写真に負けず、会場でものすごい存在感を放っていたのが生け花と、竹細工です。写真の生け花に使われている花は全て市東地域の植物です。藤の蔓も、前日に山からとってきたもの。それを、これも地元にあった樽に活けてあります。これこそ、地域の自然から生み出された傑作ですね。 竹細工を展示するというから、竹の籠などを想像していたのですが、まったく違いました。これは浮書絵彫りというもので、竹を彫って絵をつけるという、独特の技法で作られたものです。あまりの美しさと、繊細な手工に見入ってしまいました。 地元農産品のフリーマーケットは竹のテントで 今回フリーマーケットのためのブースに竹を組んだテントを用意しました。体これは、プロジェクトメンバーが何度か試作して、改良を重ねたものです。 竹を組んで布を張るだけのシンプルな構造。組み立ても簡単だし、屋外であれば、さらに効果的。今後、プロジェクトのいろんなイベントで活躍することと思います。 市原みつばち牧場のハチミツも大人気 今回、市原みつばち牧場さんのハチミツも出店していただきました。一般的な百花蜜だけでなく、アカシヤ、カラスザンショウ、桜などのハチミツもあり、特にカラスザンショウのハチミツは人気だったようです。 手作り品も沢山あったフリーマーケット フリーマーケットではアクセサリーや陶芸品、そしてパンなど手作り品が沢山出店されていました。どれもこれも、素晴らしい品の数々でした。1日目が終わったあとに、徹夜で作ってきてくれた人もいました。このイベントに対するプロジェクトメンバーの本気度がわかる出来事でした。 会場に美しい音色を響かせた生演奏 会場である旧市東第二小学校に眠っていたピアノなどでの生演奏が美しい音色を響かせていました。そして、なんと、菊岡たづ子県議も生演奏してくれたのです。プロジェクト副会長から「BGMを演奏してほしいんだけど」と言われて引き受けたそうですが、BGMどころかコンサートになっていました。実際、この演奏を目当てに来た方もいたのでは?しかも、一日3回も演奏していただきました。そのほか、地元のミュージシャンによるピアノ、ピアノ+フルートの演奏が会場に響いていました。 地元ミュージシャンは、演奏だけでなく、オリジナルCDの販売も最後の在庫処分ということで大特価で販売していましたが、まずまずの売れ行きだったようです。 フォトコンテストには小出市長も出品されました 実は今年の7月にプロジェクトメンバーと小出市長とお話しする機会を設けていただいて、その時に、フォトコンテスト実行委員長が「是非市長もコンテスト応募してください」とお願いしたところ、快諾いただき、その後、実際に市東地域まで写真を撮りにおいでになり、コンテストに出品していただけました。とても素晴らしい作品をご応募いただきましたが、残念ながら入賞とはなりませんでした。そこは、忖度なしの公正な審査ということでお許しを。 実行委員会賞作品と小出市長との撮影の時、ついさっきまで会場にいたはずの実行委員会賞作品の作者が行方不明に。しかたなく、プロジェクトメンバーの一人が一緒に写真におさまってしまいました。 地元小中学校との連携も 少し前にプロジェクトメンバーが市東中学校をおとずれた際に、「市東百年桜」というのを見てとても感激したそうで、是非ともフォトコンテスト作品展で展示したいと興奮気味に話していました。それはいまから十数年前、市東中学校にあった桜の木が、老朽化して切り倒された時、その桜で作った文鎮を生徒に配り、そして、一部は学校内に綺麗に保存されました。その市東の歴史のつまった桜を会場に展示することをお願いし、快諾いただきました。 また、市東第一小学校では、校長先生がドングリを綺麗に細工されて、それに生徒たちが色付けしたマツボックリと組み合わさって美しい作品になっていました。これも、展示をお願いして、快諾いただいたものです。会場を彩り、人々の心を癒してくれました。 地域の力が結集した3日間
地域を題材としたフォトコンテストを実施して地域の魅力を発見しよう、という企画だったこの市東地域15町会フォトコンテスト。130点の写真として表現された地域の魅力だけでなく、様々な地域の魅力が色々な形で結集した素晴らしいイベントになりました。 このフォトコンテスト作品展を通して、地域の人、まち、自然の素晴らしさを再発見すると同時に、そこに暮らす魅力ある人々と、その素晴らしい活動が結集出来たように思います。 まだ、第二回ですが、これから回を重ねるにつれて、単なるフォトコンテスト作品展ではなく、地域の魅力を発信するイベントとして発展していく予感がしました。 この地域とそこに暮らす人々の魅力がよりいっそう輝くように、市東地域15町会共創プロジェクトは様々な取り組みに今後も力を入れていきます。地域と共に創る、それが共創です。市東地域15町会共創プロジェクトは地域と共に魅力ある市東地域を作っていきます。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
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