市東地域には沢山の宝が眠っている 市東には自然豊かな名所や史跡などが沢山あります。知っているつもりでも実際に行ってみたらどうなのだろう?先日のプロジェクト会議の時、市東に眠っているそのような自然、史跡、名所...後世に残したい宝、それを一度プロジェクトメンバーで巡ってみようという話しになりました。そこで、今回、名所巡りツアーを計画しました。 2022年12月11日の午後、メンバーの軽トラが多数集結しました。実際、軽トラでしかいけないような場所も多いのです。 市東の里山は自然の宝庫 市東地域は千葉県でも有数の貴重な植物の宝庫です。実際、千葉県に生息している植物で、この市東地域以外ではほとんど見られないものも多く存在します。そのような場所は長年、里山としてしっかりと管理されてきました。しかし管理者の高齢化などで管理しきれなくなった里山は、次第にその植物の多様性を失っていくといった現実もあります。また、貴重な植物は残念ながら盗掘にあってしまうことも多く、その具体的な場所を安易に明かせないといった事情があります。そんな中で私たちは何が出来るか、現地をしっかりと見て考えてみよう、そんな思いで現地を詳しく探索しました。地主さんも快く私達を案内してくださいました。 貝の化石で有名な瀬又貝層 およそ20~30万年前、この地域は海の底でした。それが隆起して、いまの谷津の風景になりました。瀬又層といわれる地層から貝の化石が多数出土する化石マニアの方には有名な場所があります。ただ、その有名な露頭は随分前にそこに行く橋が大雨で流されてしまい、行くことが困難になっています。それでも私達はその困難を乗り越えて、実際に行ってみました。一面、いろんな貝の化石が広がります。ただ、ここを名所として広く紹介するには、あまりに危険すぎます。 市東地域のいたるところで露出している貝層 瀬又貝層の露頭で有名な個所に行くにはかなりの困難が伴いましたが、実は市東地域では至る所でその貝の地層が露出しているのです。幹線道路からも近く、比較的安全に行ける場所もあります。ただ、こういう場所も安易に公開すると、無造作に貝の化石が掘られるなどして、貴重な貝層の露頭が荒らされてしまう恐れもありますし、それが土砂崩れなどの災害を引き起こす原因となっては大変です。 これから、こういった場所をどのように地域の発展に活かしていくかはなかなか難しい課題です。 なお、この貝の地層は20万年前~30万年前の地層といわれていますので、実はチバニアン時代の地層なのです。 市東の魅力を再認識した一日
市東地域はとても広いので、今回巡れたのはほんの一部にすぎません。今後、数回、プロジェクトメンバーで地域の名所、地域に眠る宝を探索する計画です。そしてその市東地域の宝を今後のプロジェクトの活動としてどう活かし、また、どのようにして後世に残していくかをしっかりと検討して、様々な取り組みを進めていきたいと思います。
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先日の「柚子をゆずって」でいただいてきた、市東の柚子を活用しようということで、プロジェクト食班のみなさんが集まって柚子ポン醤油を作りました。 沢山集まった柚子を洗って、絞ります。 絞った果汁には種も沢山入っていますが、これを種が入ったまま少し寝かせることで、果汁にとろみが出るそうです。その後、果汁をしばらく煮たあとに、あらかじめ作っておいた出汁と、醤油をブレンドしていきます。 少しずつ味見をしながら、それぞれの好みに合わせて調合していきます。 そうして出来上がった柚子ポン醤油は、柚子を提供いただいた方にお返しとしてお渡しするほか、各家庭で様々な料理に活用されることでしょう。終始、柚子のよい香りがただよう楽しい会となりました。 今回は、プロジェクト食班メンバーによる勉強会を兼ねた会でしたが、今後、一般の方も参加可能な柚子ボン醤油作り講習会も実施予定です。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
November 2024
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