2024年11月16日(土) 市原市東国吉の「シダーの森」に大人から子供まで、大勢の人が集まりました。帝京平成大学のサークル@SOVIVAの皆さんや看護学科の有志の皆さんもスタッフとして参加です。 今日は森で自由にあそぼう、そんなイベントです。まず最初に学校長の小池さんからいつもの大切なお話しがあります。毎回参加してくれている小学生の皆さんも「自分の安全は自分で守る」と言ってくれました。そして親という漢字は「木の上に立って見る」なのです。都会では子供を放っておいてスマホをいじっている親がなんと多いことか。親は子供達をちゃんと見ていましょう。自然の中では何一つ安心安全はありません。自分の安全は自分で守る、まずはそれが基本ですね。 今日は地域の匠の方が、一生懸命栽培した自然薯を沢山持ってきてくれました。むかごも沢山あります。これをみんなで食べましょう。そして、野生の自然薯も掘りにいきました。 さすがに野生の自然薯は粘りが凄いです。引っ張ってもなかなか切れません。それをみんなで美味しくいただきます。 お米は伐ってきた竹を使って竹飯盒で炊きます。今日のお米は当プロジェクトが運営する「百ねんたんぼ」でみんなで育てたお米を炊きますよ。 さて、近くの森の探検にも出かけましょう。ふかふかの落ち葉の道を歩いて森の中にあるいろんなものを見つけてみましょう。そして、フユイチゴやガマズミを食べてみました。カゴにフユイチゴやガマズミを入れて持って帰り、みんなに食べてもらいました。 森の探検から帰ったらヤキイモが美味しく焼けていました。ヤキイモは大人気で沢山あったのにすぐになくなりました。みんな美味しくいただきました。 お鍋もぐつぐつ煮えています。これにすいとん、うどんを入れたり。また、プロジェクトのメンバーがとってきたアカハツタケも入れて美味しくいただきます。 大人も子供も薪割にチャレンジ。最初はうまく割れなかったのが、一生懸命練習して上手く割れるようになってきました。薪割を沢山したらお腹もすきました。さて、竹飯盒で炊いた百ねんたんぼのお米を美味しくたべましょう。ムカゴの入ったムカゴご飯も美味しいよ。 ごはんを食べたあとは、オヤツのマシュマロを焼いて食べたり、大きなブランコで思う存分あそんだり。 そして自然薯争奪じゃんけん大会。勝った~!負けた~!と歓声があがります。勝ち抜いた人には大きな自然薯をプレゼント。貰った人はこのあとこれを持って電車に乗って帰ったそうです。 里山を遊び尽くす。まさにそんな一日でした。 「安心安全は自分で守る」という心構えのおかげで、誰一人怪我することなく、楽しい時間を過ごすことができました。市東地域の美しい里山の魅力や、里山を遊び尽くす知恵や技の詰まった楽しい時間はあっという間にすぎました。次は1月の「昔あそび」でお会いしましょう。また遊びにきてね。
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市東地域の多くを占める里山。 里山は手つかずの自然とは異なり、人が手を入れることで、独特の生態系や景観が維持されてきました。市東地域は何よりその里山の美しさ、里山の豊かな自然が魅力です。 しかしながら、近年、少子高齢化に伴い、手入れされず放置されていく里山も多く、それにともなって里山の豊かな生態系や美しい景観も失われていきます。それは地域の魅力の減少に繋がります。 市東地域15町会共創プロジェクトでは、刈り払い機や、チェーンソー講習を通して、里山の整備できる技術を身に付けた人を育成し、そして、その実践の一つとして里山整備を行っています。 この日も朝からプロジェクトメンバー有志が集まり、里山整備の開始です。斜面の草刈りをし、倒木を片付け、竹林から進出してきた竹をきります。 前回の夏に実施したときに草を刈れずに残してしまった場所に、桑の木が大量に生えていたのを伐採するのがとても大変でしたが、広い広い面積の草を午前中できれいに刈ることができました。 途中の休憩では地主さんにお茶やお菓子でもてなしていただいて、みんなで楽しく談笑し、エネルギーを蓄えました。 みんなで力を合わせれば、あっという間に綺麗に里山整備が出来ました。そして、やり終えた後のみんなのこの笑顔。そうして春には美しい花が沢山咲く、里山の風景が見られることでしょう。
こうした里山整備に興味ある方、ぜひ一緒に活動しませんか?? 草刈り機を使った事が無くても『技能講習』や実践を積んで出来るようになる為のサポートも行っています! 気になる方はぜひ遊びに来てください! |
プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
November 2024
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