2023年8月19日(土)市東地域15町会共創プロジェクト主催の自然の学校:森の教室は猛暑が続く中、市原市東国吉の森にて行われました。 今回は、皆で森で道具を使ってモノを作り、それを使って遊ぼう、そんな森の教室です。まずは、森で遊ぶための大切なお話しをききます。 「この森では何をして遊んでもよいけれど、安心安全は自分で作るしかありません。ここは安全だと誰かがいっても、信じてはだめです。わからないことがあったら、匠の方たちにききましょう。」そんなお話しをしっかりきいて、思いっきり遊びましょう。 さっそく、目の前にイモムシが現れました。イモムシの中には危険な毒を持ったものもいますが、このイモムシ(スズメガの一種、セスジススメの幼虫)は触っても平気です。みんなイモムシに興味津々。実際に触ってみたり、手のひらに載せてみたりして、その感触を確かめました。こうやって自然を実際に感じてみてわかることは多くあります。もちろん、これは触っても安全だということがわかっているからこそできることですね。この虫は安全だと知ること。森の生き物との安心安全なふれあい方も、安心安全は自分で作るということの一つですね。 森の教室では、竹で作った食器、竹飯盒などを使って食事をします。そのために、まずは竹藪にみんなで出かけて、竹を伐り出してきます。竹の匠から、伐り出す竹の選び方、古い竹と新しい竹の見分け方などのお話しをきき、切り倒した竹の枝払いを実際にやってみました。 ご飯を炊いたり、肉や野菜を焼いたりするのは、薪を使います。そのための、薪割にチャレンジ。なかなかうまく割れなくて苦労していましたが、安全な斧の使い方を教わり、チャレンジしていくうちに、薪割のコツもつかめてきました。 色んな場面でつかわる縄のない方を、匠の技を間近でみながら教わります。簡単そうに見えて、なかなか思うようにできません。匠に一つ一つ教わりつつ、下手ながらも、少しずつ、なんとか縄が出来ていきました。 市東地域15町会共創プロジェクトの名物になりつつある竹飯盒。これもまた竹の選び方から、水加減や火加減も、だんだんと匠の技になってきました。ふっくらと、とっても美味しく炊けました。 今回、初の試みとして、竹を割って作った板を並べたBBQ。竹の上で焼いた肉や野菜は、それだけで、竹の香りがして美味しく焼けるというのが発見でした。また、しばらく焼いていると、竹が焦げてくるので、網を替えるように、竹を替えていくとよい、というのも今回の発見。これは、今後も使えそうです。なにより、美味しく焼けます。 その他にも、バギーで森の探検をしたり、大きなブランコで遊んでみたり、などなど、みんな思い思いに森で楽しく遊びました。そして、安心安全は自分で作る、というお話しの通り、誰一人怪我もせずに思う存分あそび、美味しく食べて、楽しい一日を過ごしました。また、次回も楽しく遊びましょう。 当日の様子の動画は、こちらから。
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