2022年7月30日:自然学校「草刈り体験と里山遊び」 市東地域の東国吉の森で市東地域15町会共創プロジェクト主催の自然教室「草刈り体験と里山遊び」が開催されました。 草刈り体験(大人編) 大人の皆さんは刈り払い機をつかっての草刈り体験講習。まずは、刈り払い機を使うにあたって、安全の注意点を丁寧に教わります。刈り払い機は使い方を誤ると命にかかわる怪我をすることがあります。講師の体験談も含めて、丁寧に教えていただき、参加者も真剣なまなざしで聞き入ります。 そして、刈り払い機の基本的な仕組みや燃料について、そして基本的な操作方法を教わります。 そうして、教わった後は、燃料の入れ方から実践開始です。今回、初めて刈り払い機を使う人も多く、最初はおそるおそる触っていましたが、講師の方々の指導の元、皆さんしっかりと草刈りが出来ていました。 竹細工と竹飯盒体験(子供編) 大人の皆さんが草刈り体験をしている間、子供達は地域の匠の皆さん直々に竹を使った食器作りや竹飯盒を使いご飯を炊きます。 体験に先立って、地域の匠の皆さんが、近くの竹林にいって、竹を伐り出します。長年の経験から、よさそうな竹を探し出し、あっという間に竹を伐り出してくる姿は本当にかっこよく、匠の技を感じました。 伐り出してきた竹は、枝打ちするところから、子供達と一緒に作業開始です。地域の匠の指導の元、子供達も真剣なまなざしで竹を切っていきます。 そして、竹が竹飯盒やコップ、さらには箸になっていきます。作業をするうちに、まるでオジイチャンと孫のように仲良く竹細工をしているようすは本当に楽しそうでした。 そして竹飯盒を使ってお米を炊きました。さて美味しく炊きあがるでしょうか? 自然の中のBBQランチ 大人の皆さんの草刈りも終わり、用意されたBBQコンロでは、それぞれが持ち寄った食材が美味しそうな匂いをただよわせてきました。多くは地域でとれた食材や、自家製の梅干し、漬物など、地産地消のランチです。竹飯盒で炊けたご飯に、子供達は「うちのご飯より断然おいしい」と大喜びでした。そして、スイカも登場。暑い夏にはやはりスイカですね。大人も子供もみんな一斉にスイカにかぶりついて、一瞬にしてスイカがなくなりました。 自然の循環を活かすバイオトイレ 今回の会場にはトイレも水道もありません。プロジェクトのメンバーが日々熱心に研究しているバイオトイレは、そんな中で自然の循環を活かす取り組みです。バイオトイレの仕組みや使い方などの説明会があり、皆さん熱心に聞き入っていました。実際に使った感想として「ものすごく気持ちいい」と言っていた方もいらっしゃいました。バイオトイレは災害時にも大活躍しそうですね。 自然の中で暮らす知恵と技
今回の自然教室「草刈り体験と里山遊び」で、大人も子供も、自然の中で暮らす知恵や技を楽しく学ぶことが出来ました。地域の匠の知恵や技の伝承にもなり、また、地域でとれた食材の魅力も堪能することが出来ました。とても楽しく有意義な時間が過ごせました。 また、誰一人怪我することなく終えたことはとてもよかったと思います。 市東地域15町会共創プロジェクトでは、このようなイベントを通じて、地域の知恵や技を伝承し、また、新たな発見も加えて、地域の魅力を向上し、市東地域ならではの地域の活性化を目指します。 今後も、このようなイベントを次々開催予定ですので、興味のある方は是非ご参加ください。地域外の方の参加も大歓迎です。
1 Comment
Yoshio.K
1/8/2022 14:06:50
私もこの田舎の環境に恵まれた市東地区で育ちました。まだ残っている自然を大切にしていく活動に参加していきます。自然を保護しながら、一緒に楽しみませんか❗31日の日曜日から、蝉の数が一段と増え、色々な蝉の声が、朝早くから聞こえてきますよ😅
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