2023年11月11日(土)。市東地域15町会共創プロジェクトが運営する地域のアンテナショップ「十五や」がついに開店しました。昔ながらの駄菓子、手作り雑貨、物々交換の0円ぐるりがある「十五や」は初日から大勢のお客様で賑わいました。 市東地域内に誰もが気軽に立ち寄れる場所を作り、そこでプロジェクトで開発した地域のお土産(瀬又貝層ガチャや縄文土器のようなクッキィなど)や、地域の名産品を買える場所を作り、地域の名所とセットで地域を盛り上げたい。そんな話は随分前からありました。そのためにまずは駄菓子屋さんをやろう、という話しが出て、丁度、昔、東国吉にあった、旧吉の屋さんが空いているという話しをきき、旧吉の屋さんをお借りして店を出そうと決まり準備を開始しました。 そうして準備をしている最中の2023年9月8日。千葉県を中心に激しい雨に見舞われ、旧吉の屋さんも膝上までつかる床上浸水に見舞われました。 翌日、プロジェクトメンバーで片付けにかけつけましたが、既に置いてあったプロジェクトの備品のいくつかや、什器などが水没して泥まみれ。それでも、みんなの力ですぐに綺麗にすることが出来ました。 この時から、床に直にものを置かないようにしようとか、大雨が降りそうな時は品物を避難させるとか、そういう教訓を得られたと思います。 全てはあるものを利用して手作りする、というのがプロジェクトのモットー。看板はもともとそこにあった看板がかなり老朽化して、内部が朽ちていたので、一旦外し、新たな材料をプロジェクトメンバーが溶接して取り付けました。看板デザインもプロジェクトメンバーによるものです。 誰かが「ここに棚があったらいいな」といえば、誰かがすぐにその場で作ります。 「ここにカウンターがあったらいいな」という意見が出たら、すぐ材料をどこかから持ってきて、カウンターも出来ました。 すっかり「十五や」の顔になっている暖簾もメンバーの手作りによるものです。いろんなプロフェッショナルが集う市東地域15町会共創プロジェクトならではです。まさに共創ですね。 開店間際になって、ちょっとバタバタしたものの、なんとか形になりました。開店前日、朝から準備をして、品物が店に並んだ時はすでに外は暗くなっていました。 さあ、これで無事開店できるぞ。そういってみんなで話していたら、誰かが、「これをオープン記念に来店してくれた人にタダで配ろう」そういって、柿を大量に収穫してきてくれました。 2023年11月11日(土)。開店当日、店に集まったメンバーはドキドキ、ワクワクしながら開店を待ちます。そして、朝9:00、予定通りお店を開くことができました。続々とやってくるお客様。 大量の駄菓子の会計をするのに、最初は慣れずに手際が悪く、長くお待たせしてしまったり、長い列が出来てしまったり。それでも、少しずつ慣れてきました。近所の人も続々とやってきてくれて、いろんな話に花が咲きます。向かいの駐車場はほぼ満車。「市東に賑わいを創出したい」というプロジェクトメンバーの思いが形になった気がしました。 暗くなるまで、たえることなく多くの人が訪れた「十五や」。地域の憩いの場として、子供も大人も楽しめて、地域内外の人々に長く愛されるお店を目指して、今後、市東地域をさらに盛り上げる色々な展開も考えています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
November 2024
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