2023年2月8日。 千葉県では太巻きの文化があります。切り口にとても美しい模様が出るように巻くその伝統料理は芸術的でもあります。太巻きの絵柄は地域毎に色々な伝統があり、市東地域にも長年伝えられた伝統芸があります。それを地域の食文化として大切に守り伝えようと、「市東の太巻き講習会」を行いました。 「太巻き講習会」は瀬又公民館で行われました。 講師にお招きしたのは大網初江先生。地域の公民館で指導の他、店舗でも太巻きを販売されている達人です。 太巻き寿司の講習では、通常、2種類の太巻きを作ります。諸々の下準備は先生の方でしてくださっており、生徒は巻き方を教わります。撒き方はしっかりとしたマニュアルがあり、生徒はその通りに作っていきます。図柄を見つつ、地元、瀬又で作ったコシヒカリの酢飯を撒いていきます。 受講生は横一列に並んで、先生の指示通りに巻いていくのですが、マニュアルで見た図柄が、どうやって完成形になるのか?さっぱりわからず、本当にこれでいいの?と頭の中がパニックになりながらも、先生の指示に従って巻いていきました。 海苔、かんぴょう、紅ショウガ、でんぶ、卵焼き、などを手順通りに並べて巻いていきます。 まきすの端を合わせて巻いていきます。思い通りの絵柄になったのか自信がありませんが、包丁で輪切りにしていくと.... あらあら不思議、しっかりと絵柄が現れました。 巻いている時は本当にこんな模様になるのだろうか?と不安になっていましたが、しっかりと美しい模様が現れました。そして、美味しく、楽しくいただくことができました。
目でも楽しめる太巻きは地域の伝統してしっかりと受け継いでいきたいものです。 大好評だった太巻き講習会、今後も続けていきたいと思います。
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November 2024
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