2023年7月12日、市東地域15町会共創プロジェクトでは、市東中学校の市原力「防災講習」に協力いたしました。 これは、昨年度、市東地域15町会共創プロジェクトで行った防災ファミリーキャンプに市東中学校の校長先生にご参加いただいた際、是非とも中学校で生徒に教えて欲しい、というお話しがあったことから今回実現いたしました。 防災講習では、まずはじめに、地域の防災のための避難所の役割などについての説明をききました。市東中学校は地域の避難所となっています。避難所の役割や、運営の方法など、普段から知っておくべきことが沢山あります。中学生にも是非知っておいて欲しいことの説明をしました。 そのあとは、生徒たちは3つの班にわかれて、実際に災害にあった時に役に立つ技を実習形式で学びます。 1班は、市東地域の身近にある竹を使った食器や飯盒作りです。災害時に生活に必要な用具を失っても身近な竹を使って生活用具を作ることができます。 地域の匠にきめ細かくおそわりながら、作っていきます。ノコギリを使って竹をきったり、ナイフを使って竹を削って箸を作ったり。市東地域15町会共創プロジェクトの名物になりつつある竹の器でお米を炊くことができる「竹飯盒」も。生徒の皆さんは一生懸命に作り、美しい食器ができていました。 2班は、竹竿とTシャツを使った担架を作り、負傷者を運搬することを実際にやってみます。 す。災害が発生して救助が必要な人がいても担架があるとは限りません。そこで、竹竿とTシャツさえあれば作れる簡易な担架の作り方と、負傷者を運ぶ際の注意点を実際にやってみながら学びます。階段などでの担架での運び方や、素早い担架の作り方などを楽しく学んでいました。 3班は、災害時に役立つロープワークと活用方法について学びました。 基本的なロープの結び方や、その様々な活用方法を、時にゲーム形式にしたりして楽しく学んでいました。 実習が終わったあとは、災害時のドローン活用のデモンストレーションです。 「みんなのドローンパイロットスクール」の講師の方々をお招きして、災害時のドローンの活用方法や、実際にドローンを飛ばして、負傷者を見つけて通報するといったデモンストレーションを見学しました。 ドローンにはみんな興味津々で、終わった後も色々な質問が出ていました。 今回は短時間で、出来ることも限られましたが、みなさん災害時に役に立つ知識や技術が少しは身についたことでしょう。
また、地域の匠から直接、色々な技を教わることで、この市東地域の素晴らしさにも気づいてもらえたのではないでしょうか。 市東地域15町会共創プロジェクトとしては今後も様々な形で地域の学校との連携も進めていきます。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
July 2024
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