7月に入り猛暑が続いていましたが、2023年7月15日は比較的涼しくまた風もあって、絶好の田んぼ作業日より。【月いち活動 市東塾 第四回 田んぼ作業と自然観察】として田んぼの草取りなどの作業と、自然観察を行いました。 百ねんたんぼの稲たちは、無事育ってきています。一部、穂が出ているところもありました。 穂が出ているエリアは極力触らないようにして、雑草がはびこっているところの草取りと、田んぼ周辺の草刈りをしました。 田植えの頃、みんなで見守っていたオタマジャクシはすっかりカエルになり、今年生まれたアカガエルがいたので水槽にキープ。みんなで観察しました。 ニホンアカガエルは千葉県ではAランクの最重要保護生物です。ニホンアカガエルはまだ寒い2月の終わりから3月ころにかけて産卵し、5月末頃にカエルになります。その間はオタマジャクシなので、水が涸れてしまうと生きることができません。また、ニホンアカガエルはアマガエルなどと違って、手足に吸盤がなく、垂直なコンクリートの壁を登ることができません。なので、田んぼの水路がコンクリート水路になると水路から脱出できずに流されてしまうアカガエルがいます。そんなこともあって、急激に数を減らしているのです。 3月頃、百ねんたんぼにニホンアカガエルが沢山産卵してくれました。そこで、ニホンアカガエルがちゃんとカエルになれるように、水を調整したり、水が涸れそうな場所にある卵は水が涸れない場所に移動させたりしてきました。そのおかげで、しっかりと沢山のニホンアカガエルがカエルにまで育ちました。 ニホンアカガエルを観察した後は、大人も子供も、色々な除草道具を持って田んぼに入りました。大勢でやれば、どんどん作業は進みます。 今日は比較的涼しいとはいえ、作業開始するとすぐに汗だくになってしまいます。なので、今日はいつもより多めのおやつタイム。 自家製のブルーベリーの差し入れもいただきました。ブルーベリーは大人気ですぐになくなってしまいました。 百ねんたんぼでの月いち活動では、稲が育つのを見ながら、また、季節が進み、田んぼの生き物たちの移り変わりも見ることができます。毎回発見があり、毎回楽しく過ごせますね。
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November 2024
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