市東地域15町会共創プロジェクトの取り組みの一つ「百ねんたんぼ」の目的に「百年後も美しい田園風景と豊かな自然の中で人々が暮らせる地域を目指す」というのがあります。 美しい田園風景の市東地域ですが、近年、農業後継者不足やそれに伴う耕作放棄地の拡大で、美しい田園風景が少しずつ失われつつあります。これまで「百ねんたんぼ」は耕作していた方がやめてしまった田んぼを引き継いで耕作しています。今年からはさらに、耕作放棄地の再生に取り組みます。 ここは、わずか数年耕作放棄されただけですが、背丈を越えるススキなどが生い茂って、向こうがまったく見渡せない状況になっていました。今日、プロジェクトのメンバーが集まり、ここの草を刈って整備していきます。 また、ススキはとても大きな株になっているものが多数あり、その根っこを取り除く必要があります。そこでユンボの登場です。今日の作業に必要な刈払機、ユンボの操作は市東地域15町会共創プロジェクトの技能講習で操作を習得し、労働安全衛生法上の特別教育修了証を得ることが出来ます。そして、単に技能を習得するだけでなく、こういった活動に実践として活かすことが出来るのです。 見渡す限りのススキの枯草も、みんなで力を合わせればあっという間に刈ることが出来ました。ここは、交通量の多い道路わきの田んぼですが、丁度、この田んぼのところで道路がカーブしていて、生い茂った草でとても見通しが悪かったのですが、こうして草を刈るとすっかり見通しがよくなりました。 この田んぼは、すぐに耕作できる状態にするのは難しいため、まずは草を刈って耕し、その後に緑肥を撒きます。そしてしばらくは草刈りなどをして管理していきます。
今日の作業はその第一歩。数か月後には、ここが美しい風景に変わっていることでしょう。どんな風景になるかはお楽しみ。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
February 2025
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