2023年2月12日(日) 魅力向上塾の「市東地区フォローアッププログラム」の一環としての市東ツアーを実施しました。 魅力向上塾には大学生や社会人といった幅広い人が参加し、色々な事例や知見を勉強しながら、その地域の特性を踏まえて地域の魅力を向上させ、地域を活性化させる様々な取り組みを検討します。そして、それを実際にやってみることによって、様々な気づきや学びを得ることができます。 市東地域でも2020年から何度か行われ、地域共創プロジェクトのいくつかの活動に繋がってきたものもあります。今回の魅力向上塾のテーマは市東地域の魅力を地域内外に発信することです。今回は成果の発表の場として、市東地域15町会共創プロジェクトのポータルサイト、各種SNSや今後発刊予定のフリーペーパーが利用できるように市東地域15町会共創プロジェクト広報班として協力することとなりました。 市東ツアーは魅力向上塾の参加者の皆さんが市東の様々な場所を実際に訪れて、それぞれが見た市東の姿、魅力を発見しようというものです。講師、運営スタッフのもと、6名の参加者の皆さんと、案内役の市東地域15町会共創プロジェクトメンバー、それから市原市地域連携推進室からもご参加いただきました。 ツアーは、まず誉田グリーンヒルからスタートしました。市東地域は大部分が農村地域ですが、一部は住宅街で、誉田グリーンヒルもその一つ。誉田グリーンヒルは出来てから50年が経過する住宅街で、50年の時間経過とともに、様々な課題が浮き彫りになってきています。(写真は約50年前の誉田グリーンヒル) メンバーは誉田グリーンヒルセンター(自治会館)に立ち寄り、最近出来た「瀬又貝層ガチャガチャ」を見学しました。見学するだけではもの足らず、実際にガチャガチャをやってみる人もいました。恋愛成就か家内安全のお守りにもなる貝殻が出るのですが、多くの人が恋愛成就のお守りが出た中、家内安全のお守りが出て残念がっていた人がいました。 次に、ツアー一行は瀬又のワンドロップファームさんにお邪魔しました。 ワンドロップファームは市東地域の瀬又を中心にして、耕作放棄地を再整備し、はちみつや、有機野菜栽培、および販売を行っています。 代表の豊増さんにワンドロップファームの取り組みや、これからの展望や計画していることについてお話しを伺うことができました。「千葉の真ん中」というキーワードが印象にのこりました。実際、この地域は地図でみると千葉の真ん中。「瀬又を千葉の真ん中にしたい」と熱く語る豊増さん。有機野菜のこと、物流についての取り組みなど、とても興味深いお話しを伺うことができました。 ワンドロップファームさんを訪問したあとは、押沼の2つの古民家を訪れました。まずは市東地域15町会共創プロジェクトのメンバーでもある小池さんの古民家。 古民家といっても昭和の時代に建てられたものだそうです。宮大工が7年かけて建てたという古民家をじっくりと見学です。今は、納屋が木工部屋に整備され、また、チェーンソー講習会の会場としても使われています。日本人が何百年もかけて築いてきた日本の伝統の技と生きる知恵をずっと大切にすることの重要性を学びました。 もう一つは田島さん宅。はなれは現在、カフェとすべく改修中ですが特別に中を見せていただきました。 整備された美しい庭を見て、参加者からは歓声があがりました。このお庭はオープンガーデンとして開放される日もあります。数年前にこちらに移住して来られた田島さんは近隣の田んぼで稲作をされたり、マコモダケを栽培されていたりします。カフェのオープンがとても楽しみです。 その後、市東地域をぐるっと回って、浜野ゴルフ場や周辺の広大な里山の中を走り、 金剛地にあるふるさとファームさんを訪問しました。ふるさとファームさんには、3000株以上のブルーベリー園があり、季節にはブルーベリー狩りが楽しめるほか、ブロッコリー、キャベツ、トウモロコシ、サツマイモなども栽培されています。 ふるさとファームさんでは、3月にオープン予定のカフェを案内していただきました。こちらには、木材や竹を燃料とするボイラーで沸かしたお湯による足湯にも入れていただきました。美しく整備された竹林の風景を見ながら楽しむことができます。 木材を燃料にしたボイラーや竹を燃料にしたボイラーはまさに今の時代に求められるカーボンニュートラルなエネルギー。ボイラーの見学もさせていただき、参加者はみんな興味津々でした。 ふるさとファームさんに立ち寄った後は、旧市東第二小学校に立ち寄りました。 市東第二小学校は2017年3月に閉校となりましたが、現在は、災害時の避難場所として整備されていたり、地域の活動拠点として、市東地域15町会共創プロジェクトでも、フォトコンテスト作品展や、防災ファミリーキャンプの会場としても使われています。 次に訪問したのは市原みつばち牧場。休耕田に蜜源植物を植えたお花畑が広大に広がり、季節それぞれの花が美しく咲く風景は市東の名所になってきています。小高い丘の上に建てられた売店では、はちみつソフトが人気です。 みつばち牧場にはキャンプ場も備わっており、キャンプも出来ます。市原みつばち牧場のこれからの構想についてもお話しをうかがうことができました。 ツアーの最後は東国吉の日曜朝市です。ここは、東いちはらエコミュージアムの方々が、地元の新鮮な野菜や、伝統的な太巻きなどを日曜日限定で販売されています。 今日は市東ツアー参加者の昼食用の太巻き寿司を買い求めました。おまけで、おこわや汁物もいただきました。 それを参加者全員、東国吉公民館で美味しくいただきました。そのあとは、記事の書き方講座をオンラインで受講した後、アウトプットに向けたワークを行いました。 市東を満喫し、ここでしか味わえない、市東の素晴らしさを実感した一日。きっと素晴らしい市東の魅力が発信されることでしょう。魅力向上塾と市東地域15町会共創プロジェクト広報班がコラボしたこの先の活動が楽しみです。 参加者の皆さんからは、今後も是非、市東ツアーを開催してほしいという声もありました。季節毎に美しい自然の風景が楽しめる市東地域ですから、季節毎の市東ツアーもとても楽しいツアーになりますね。もしかしたら、市東地域15町会共創プロジェクトの2023年度のイベントとして、市東ツアーを開催するかもしれません。そのツアーを通して市東ファンが誕生するかもしれませんね。
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プロジェクト広報チーム市東地域15町会共創プロジェクトの広報チームがプロジェクトや地域の活動状況を紹介します。 Archives
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